久しぶりに

中学校時代の友達と遊んだ。そして、飲んだ。昼間は蒲田で軽くボーリングをして遊んだ。結果はブービー賞かつ二位かつ銀メダルかつ準優勝だった。優勝したのは剣だった。中学校の時は大勢いる大会参加者の中でブービー賞を取るほどの腕前だったのだが今回は完敗だった。三ゲーム目に至ってはダブルスコアの差をつけられるほどの実力の差を見せつけられた。負けを認める以外にないほど完膚なきまでに叩きのめされた感じがした。もともと運動能力はあるから納得はいく結果である。
ボーリングを終えた後は蒲田の某チェーン店へ飲みにいく。いろんな話をした。中学校の時の話、剣の今すごく悩んでいる話、中学校の時の部長だった3夫君の話、これからのことの話…今日というこの時間では全く足りなかった。少なくとも自分はそうだ。思っていることをすべて伝えたかったが上手くいかなかった。でも八割方は伝えられた気がする。二人とも良い奴だ。ざっくばらんに話し合える。二人ともそれぞれ違う道を歩んでいるが将来に対して目標が出来ている感じがした。自分ははっきり言って全く将来に対してビジョンというか考えがまとまっていない。情けない。が、二人には是非とも頑張ってほしい。
3夫君は中学校時代の部活の部長だった。毎回試合に出てはさっさと負ける超弱小中学校の部長だった。本人は適当にやっていたと言うがそれでも毎日部活に出て、試合には必ず参加して、部の練習にはみんなをまとめていた3夫君の姿勢には今考えると頭を下げざるをえない。最後の団体戦も勝てなかった。一人を除き、チームが弱かったから勝ちようがない。自分も当然ながら勝てなかった。でも次の日の個人戦、自分は何故か奇跡的に勝ちあがってしまった。弱いなりの奇跡だ。まぐれで自分は都大会出場を決めてしまった。でも、それは最後まで応援してくれた3夫部長率いる卓球部の応援の力が大きかったのは間違いない。最後に都大会出場を決めたときあまりに嬉しくてみんなに抱きついてしまった。練習もろくにできないし、顧問もろくに教えてくれない弱小チームでも頑張り次第では何とかなると思わせてくれた。3夫君もその時の記憶ではとても喜んでくれていたと思う。確か早い段階で負けていたのに最後までみんなの応援をしていた。中学生の時の自分にはたぶんそんなことは出来ない。その時に部長をつとめた3夫君は今は新潟で超電動関連のことを学んでいるらし
い。ぜひとも良い就職先を見つけてこれからも楽しくお付き合いが出来ればと思う。