ちょっと怖い話

いろは歌」をご存知ですか?

いろはにほへと
ちりぬるを
わかよたれそ
つねならむ…
(すいませんここから先は忘れました)
この歌は55音全ての音を一度も重複せずに、かつ意味の通るように作られた歌です。
詳しい意味は分からないのですが、この歌にはある秘密が隠されています(有名な話かもしれませんが…)。
この「いろは歌」に出てくる言葉を七文字ずつをつないでいくとあり言葉が出来ます。
その言葉は…
「とが無くて死す(『とが』は罪を表す言葉)」つまり罪がないのに殺される、冤罪なのに勝手に殺されてしまう、という意味です。いつの時代に出来たのかも忘れてしまいましたが、昔の時代は民衆は政策に対して直接反対は出来なかったので、歌にしてさりげなく意志を表したといいます。
しかしこの歌は…ある意味一種の怨念めいた歌に感じられます。普通は歌そのものに表すはずなのにあえて分からないように仕向けた…狙って作られたものだとしたらいかに昔は理不尽なことで殺されていたのかある程度想像がつきます。また、その恨みを表に出せずに歌にして出したこと…
ちょっと考えるとかなり怖いですね。他の歌にもひょっとしたら何かの秘密が隠されているかもしれませんよ?